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このヒメニセヤハズはツノヤハズ・シリーズの,かなり邪道なやつです.
かといって,ツノヤハズモドキほど徹底して骨抜きにはしてありません.その辺を比較してこそ意味があるものです.
「両性生殖」は搭載しておりません.単為生殖というかクローン増殖です.勝手にどんどん殖えます.
このへんが「種」を扱う本シリーズ中では”邪道”なところです.
「遺伝」とか「適応」の要素は組み込まれています.
「突然変異」も完備しています.この点がツノヤハズモドキとは異なります.
なので一応”進化”は起こります.結果的にローカルな適応を遂げますし,多様性は維持,再生されます.
個体の遺伝情報は実質的に[頭胸色彩],[翅鞘色彩],[高度適応]の3つだけです.
シリーズの他のシステムと違い,浅い海ならチョットだけ行ける仕様にしてあります.
この飼育システムでは,最初に少数の始祖個体からはじめます.遺伝はゆるゆるで,突然変異が頻発します.その結果が適応に結びつくのが見どころです.
限られた個体から始まって,多様性が発達のを眺めれば楽しいかも.
なお,海水位は安定ではなく,ある確率で変わります.初期個体群,変異頻度や生存率などの条件設定もマップとセットにしてあります.
で,何が言いたいかというと,安易に「進化」とか「種」とか言うべきではないぞ,という辺りのことです,たぶん(考え中).
ツノヤハズ・シリーズのテーマは「種」です.特に種分化などの「種現象」が成立する要因として必須なのは両性生殖だけだと主張しています.「適応」などの要因を盛り込まなくても種現象はおこります,とか,両性生殖がないところに「種」はないぞ,とかいう主張なわけです(種についての作者の意見).
で,このヒメニセヤハズでは突然変異が盛り込まれているので,フツーに進化は起こります.でも種現象とみなせる事は起こりません.「種(species)」と呼ぶべきものは成立しないのです.定義もできません.「種(species)」と呼ぶべきものは成立しません.定義もできません.こういうのは「型(form)」でしかないでしょ? 「型」で十分でしょ? という,まぁ逆説的な説得なわけです.