【こんなモノが作れます】

　DemeJ の地形図ファイルをＭＱＯ（メタセコイア形式の３Ｄモデル）に変換します．
　各ヘックスを（六角柱ではなく）直方体にしています．
　メタセコイアに読み込んでレンダリングなどしてください（こんな感じ↓）．

地形図"valley.trr"を３Ｄモデル化してレンダリング

　ＭＱＯにしかできません．とりあえず *.mqo にしてしまえば，あとは各種のコンバータで何とかなるのでは？的発想の産物です．あとは各種のコンバータで何とかしてください．メタセコイアからも一部の他形式で保存できます．
　できあがるＭＱＯは 700KB あまりのテキストファイルです．単純な変換しか行っていないので，頂点や面を重複して記述しています．埋もれた面も多数あります．適切な処理を行うことで大幅に整理できると思います．

【変換ルーチン】

　標準的な使い方としては；

• １．テキストエディタで地形図ファイル（*.trr）を開き，全てをコピーして[INPUT MAP DATA]欄に書き込んでフィード（画面をクリックすると全景が表示される）．
• ２．地形図ファイル（*.trr）を閉じる．
• ３．[OUTPUT MQO]欄のボタンを押してＭＱＯの形状チャンク部分を生成（数秒〜数十秒かかります）．
• ４．テキストエディタで新規テキストを開く（最終的に "*.mqo" で保存するものです）．
• ５．[STRUCTURE OF "*.MQO" ]欄の雛形を全部コピーして，４のテキストにペースト．
• ６．[OUTPUT MQO]欄を全部コピーして（３万行ほどあります），４→５のテキストの該当部分（vertex 19200{} face 14400{} ）にペイストして置き換える．
• ７．４→５→６で編集したテキストを "*.mqo" として保存．

【シンプル版もあり】

　直方体版のほかに三角形のメッシュにするシンプル版への変換もできます．
　頂点座標が違うだけです．これを算出して当該部分に埋め込んでください．
　着色はマッピングで行います．水平方向から，現物フィットで平面的に当ててください．

ペラペラのシンプル版

【使いやすくは…もちろんない】

　変換は遅いです．出力欄への書き出しが始まって数秒は待つ必要があります．少なくとも完了のダイアログが出るまでお待ちください．
　出力欄での編集はできません．そのままコピーし，テキストエディタ上で編集してください．

　コピペ漏れがあると完結しません．
　いっけん正しく処理できている感じでも，閉じカッコの取りこぼしなど気付きにくいミスが発生します．全コピー（Ctrl+A → Ctrl+C）と全ペイスト（Ctrl+V）などテキストエディタでの確実な処理を推奨します．

　上画面の表示は変換には直接関係ありません．IE でも正常に変換できますが画像が表示されません．どのデータを扱ってるか分からなくなりますので，Chrome，FireFox，Safari などでの利用をお勧めします．

　上画面は起動時は全面空白（というか真っ黒）になることが多いので，数秒待ってリロードするか，画面をクリックしてください．表示が行われます．基本的にＰＣ用ですが，画面書き換えの反応は鈍いです．画面クリックで再描画します．