20周年特別企画 歴代機材での作動確認

【3】 DynaBook SS


← 20周年特別企画のページへ
← ツノヤハズのページへ

 正確に書くと DynaBook SS Portege 3000CT です.似た型がいろいろあったり,愛称も "DynaBook" なのか "Portege" なのかややこしいのですが,そういうやつです.なお"Portege"二箇所の"e"の上にアクサンテギュが付きます.

 もともとは 1998年製の Windows98 機らしいのですが,どういう経緯か2004年の春に Me が入ったものが中古で売られていました(良いのか?).
 すでにキーボードがかなり擦り減っており,バックライトが暗く,電池も死んでるとの説明でした.「捨てようか迷う状態のリース落ち機だけど誰か買う?」みたいな感じでした.2004年3月に購入.

 使ってみると色々と便利なので,さらに酷使.ACアダプタ必携ですが持ち運びにも便利でした.
 CPU は MMX-Pentium, 233MHz, 64MB.Deme(W) や DemeJ の実験用としては十分なスピードでした.
 バックッライトは,起動直後は暗いのですが,しばらくするとだんだん調子が出てきます.画面もそこそこ広いのでプレゼン用にもできます.これを使い始めた頃から,PC を持っていってプロジェクタに繋ぐ,というパターンが一般的になってきました.ただ,直結はできず,I/O アダプタを介して繋ぎます.FDD も専用のコネクタで外付け.
 本当に役に立つ機械でした.メールや文章書きにも常用したので,キーボードはさらにツルツルになりました.キートップはもともと薄い部品で,パンタグラフ部品もよく折れました.ひとつだけあるUSBポートの蓋はもともと無かったし.
 外見は最悪.なのできれいに使おうという意識がないので容赦なく酷使.出先で丁寧に扱えそうにない状況では,コイツが出撃するのでありました.

Portege

Deme(W) と DemeJ が動いている Portege

 数年後,たぶん兄弟機種の "3330CT" のジャンクを買い込み,部品とり用にしました.FDD もタダで貰いました.
 最後はヒンジ部分のプラスチックが折れてグズグズに.つかむ場所を間違うと空中分解します.中身はしぶとく動いています.

↑ 文頭へ ↑