20周年特別企画 歴代機材での作動確認

【11】 IS12SH


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 筆者が最初に入手にした Android です.もともと3D機材として落札したのですが,これを触っているうちに WEB アプリにハマり,ツノヤハズ・シリーズの WEB アプリ化を思い立ったわけで,筆者にとっては”師匠”な機体です.

 本来は au 用のスマホであり,"Aquos Phone"みたいな呼び方をするわけですが,モノとしては docomo の "Lynx" SH-03C の増強型みたいなものです.
 3D液晶が 800×480 → 960×540 とグレードアップ.あとカメラが双眼で,3D撮影可能.

 発売直後の現行機種の白ロムでしたので,高価でした.3Dカメラと3Dビューワとして十分高性能で,こんなものをスマホとして使うのはもったいないことだと感じました.機械としての”格”から「撮影機材>通信機器」みたいな上から目線です.

 DEMOID などの WEB アプリ開発は,PC 上で書いては,本機のローカル環境で動かしてみる,の繰り返しです.Canvas 上で初めて DEMOID が動き,動き続けている最中にピンチ操作すると拡縮した時は本当に感激しました.

 いくつかブラウザをインストールして動作を試しました.ときどき WiFi でバージョンアップしますが,もともと無契約なので,システムは上げられません(困).

IS12SH

DEMOID が動いている IS12SH

 この機種はたぶん3D液晶機器の最高峰です.スマホとして使うのがもったいないです.

 自慢の3D液晶を指でこするなどもってのほか.

 と,いうことで,BlueTooth のキーボードをつなげてみました.普通にスマホ用 BlueTooth キーボードとして売ってるファンクションキー付きのやつと,DSのキーボード練習用ソフトのオマケについてくる,通称”ポケモンキーボード”というやつです.
 当初,これらをつなぐと,通常,一部キーアサインが食い違っていました.”@”とかカッコ類とかです.iPhone などでは一致するのに Android では合わないのです.しかたなくキートップにシールを貼っていました.

 スマホ用 BlueTooth キーボードのメーカーサイトを見ると「Android 対応予定」となっていました.
 やがて,店頭で見かける製品に「Android 対応」と表示されているものを見かけました.解決してくれたかと思ってメーカーのサイトを見直すと…おやおや「対応予定」のまま.
 しばらくしてまた見直しますが,相変わらず.どうなってるのかと思っておりました.

 あるとき,漫画家&ゲーム作家の某先生の個展を見に行きました.アンドロイド&ポケモンキーボードの組み合わせで使っておられるじゃああ〜りませんか.尋ねてみると,iPhone とは合わないが,Android とはバッチリ合う,とのお答え.筆者の認識と全く逆でした.帰り途で調べてみると…
 「google 日本語」なる IME を使うと適合するようなのです.さっそくインストールするとまさにバッチリ.そもそも,さいきんの android では「google 日本語」があたりまえ.キーボード側の対処で解決したのではなく,Android 側が合わせたのです.
 しらんうちに世の中すすんでるのね.ともかく,これでシールとオサラバ.

 それ用のキーボードとポケモンキーボードは一長一短です.書き心地は断然ポケのほうが気持ち良いのですが,ファンクションキー(特にF1でメニュー)がないのが辛いです.

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